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中分類 書跡  
小分類 古文書  
名称 中沼家譜  
名称 よみ なかぬまかふ  
作者  
作者 よみ  
制作年  
形態 巻子  
産地/発行者  
員数 1  
法量 縦24.0(25.2)×横400.0  
材質 紙本墨書  
技法  
用途  
概要 中沼家は、奈良興福寺一乗院の諸大夫を務める家で、松花堂昭乗の実兄・喜多川与作(中沼左京)が、養子に入っている。家譜には、初め、昭乗の師・実乗以下、瀧本坊の歴代住職が記載され、次に中沼左京、主家筋にあたる近衛信輔、昭乗についての記載、次に左京以降の中沼家の系図が続き、最後に中沼家から分家した松田家の家譜が収められる。昭乗の伝記は本家譜の他に、昭乗と親交が深かった佐川田昌俊が著した『松花堂上人行状記』が存在する。行状記では昭乗の生年を天正12年(1584年)奈良春日の生まれとするが、『中沼家譜』では天正10年(1582年)摂津堺の生まれとし、行状記の説を否定している。生年出生地については、この二説が存在し、昭乗の生涯を知ることのできる数少ない史料として貴重である。  
所蔵 収蔵庫  
画像

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