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名称 豊蔵坊信海書状 松井市五宛  
名称 よみ ほうぞうぼうしんかいしょじょうまついいちごあて  
作者 豊蔵坊 信海  
作者 よみ ほうぞうぼうしんかい  
制作年  
形態 掛軸  
産地/発行者  
員数 1  
法量 本紙 : 縦(1)15.6(2)15.2×横48.5 ; 全幅 : 縦108.5×横59.5  
材質  
技法  
用途  
概要 【釈文】
猶々旅中も/月あかふ夜を/あかし申候/乍去波まくら/海上之暁月/詠て故郷ニ□事ニも/めつらしかぬ[  ]/後住十四ニ而候/廿ニ成候者灌頂授与/追付遁世之色々/これを楽斗候かしく/御無事ニ被成/御座候哉拙僧無/別儀候御礼/御申上てよくいとま/被下罷上候ふわちとり/可得御意候処ニ/路次差急候之間/不任愚意候於江戸/水野金兵衛殿へ/緩々得御意候/当年も不尽三首/珍しからす候へとも/雪やけといふ/はかりにやふしのねの/山もかすみてけふり/たつらむ/窓にひとり文を/ころけしひらものハ/大燈台とふしを/しら雪/友も哉しろ五里/くろ五里ふし/十里ひつつれた/つてふしを/ミ江さて/御器之種々申上候/御上洛なと仕/一両宿ニ御登山/奉致候上つかた御用事/可仕仰下候其元/の事奉頼上候良久/不得御意御床敷候/恐惶敬白/三月十二日/豊蔵坊(花押)/松井市五様/人々御中
【内容】
豊蔵坊信海(1635??88)は、徳川家祈願所であった石清水八幡宮豊蔵坊の住職を務めた社僧で、名は孝雄、号は攪華堂・玉雲翁。書と和歌に優れ、特に狂歌では牛庵と称し、『狂歌鳩杖集』を遺す。
この書状では、御礼の言葉に加えて、和歌三首が贈られている。書状の受取人・松井市五の素性は不詳。  
所蔵 収蔵庫  
画像

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